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 つじかわ医院

 泌尿器科・内科

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病気について

  前立腺肥大症
 ◇どんな病気?  前立腺は膀胱(ぼうこう)の下部、尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)の奥にあり(図2)、クルミ大(約15g)の臓器で、男性生殖器官のひとつです。ほぼ中央を尿道が貫いています。前立腺部の尿道には精巣から精子を運んでくる精管が開いています。 前立腺肥大症は前立腺の内側の部分が腫大(しゅだい)(前立腺腺腫(ぜんりつせんせんしゅ))する病気です。前立腺腺腫は数十gのことが多いのですが、なかには100gを超す大きなものもあります。前立腺が腫大すると尿道が圧迫されて尿道抵抗が高まり、尿の勢いが悪くなります。また閉塞に伴う膀胱機能の変化により、排尿困難以外に頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿などのいわゆる刺激症状も出現します。最悪の場合には尿がまったく出なくなってしまいます。この病態を尿閉(にょうへい)と呼びます。
 
 ◇前立腺肥大症の要因は?  60歳以上の人に多くみられる疾患です。30?40代ではまずみられません。50?65歳の男性の約15%、65?80歳の男性の約25%が中等症以上の臨床症状を伴う前立腺肥大症の患者さんであることが想定されています。男性ホルモンの存在と加齢が前立腺肥大症の発生と進行に影響していることは疑いの余地のないところです。しかしながら、いくつかの仮説はありますが原因の詳細は明らかではありません。
 
 ◇どんな症状?  (1)第1病期(膀胱刺激期(ぼうこうしげきき) 尿道の奥や会陰部(えいんぶ)の不快感、夜間の排尿が2回を超える頻尿(ひんにょう)、尿意を感じるとがまんができない尿意切迫感、尿が出始めるまでに時間がかかる、尿線が細く、尿が出終わるまでに時間がかかるなどの症状がみられる時期をいいます。(2)第2病期(残尿発生期(ざんにょうはっせいき) 前立腺腺腫が大きくなり排尿困難の程度が増すと、膀胱にたまった尿を排出しきれなくなり、残ってしまいます。これを残尿と呼びます。残尿があると細菌感染が起こりやすくなり、また膀胱内に結石ができやすくなります。出血(血尿)することもあります。過度の飲酒や冷え、長時間座りっぱなしでいること、などにより突然尿が出なくなってしまう(尿閉)ことがあります。(3)第3病期(完全尿閉期(かんぜんにょうへいき) さらに前立腺腺腫が大きくなると、膀胱排尿筋(ぼうこうはいにょうきん)の収縮作用では尿の排泄ができなくなってしまいます。膀胱は常に高度に拡張して残尿量が300?400ml以上になり、膀胱内圧に負けて尿が絶えず少量ずつもれ出してしまうようになります。このようになると腎臓からの尿の流れも妨げられて、腎機能障害を起こしてきます。 このように前立腺肥大症では尿の勢いが悪くなることに伴い、さまざまな症状が現れます。
 
 ◇検査は?  (1)前立腺がんの除外診断  50歳以上の人で排尿障害を訴える患者さんでは、まず前立腺がんの除外診断が大切です。血液中の前立腺腫瘍マーカー(PSA)の値を測定することが重要です。肛門から指を入れて、経直腸的に前立腺を触診することもがんの鑑別診断に大切な検査です。(2)前立腺肥大症の評価 a.基本的評価  全般的な健康状態の評価に加えて、脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)、脊髄(せきずい)疾患や糖尿病など、排尿障害を来す合併症や既往症の有無、副作用として排尿障害を引き起こす薬剤(コラム)の服用がないかどうかを確認します。尿検査と腎機能検査を行います。b.前立腺肥大症の重症度の判定 ・国際前立腺症状スコア(IPSS)…7種類の自覚症状の強弱をそれぞれ点数化したものです。ひとつの症状につき6段階(0?5点)に点数化されています。合計点で評価します。
 
 ◇治療は?   前立腺がんとの区別が最も大切なことです。がんの可能性が否定されれば、前立腺肥大症に対していろいろな治療法があります。症状の程度とそれによってどのくらい患者さんが困っているかにより治療方法が決定されます。日常生活上、困っていなければ治療の必要はありません。すなわち治療しないで経過を観察するのも選択肢のひとつです。
 
 ◇予防方法は?  日常生活上の注意点は次の7点です。・排尿をがまんしないように。・便秘をしないように。・適度な運動を。・適度な水分を。・過度のアルコールはひかえる。・刺激の強い食事はひかえる。・新しい薬をのむ時は医師に相談する。
 
     
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